人間と社会のための新しい学術体系 | |||||||||
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日本学術会議運営審議会附置新しい学術体系委員会、新しい学術の在り方委員会・科学論のパラダイム転換分科会は、今期の活動計画である「学術の状況並びに学術と社会との関係に依拠する新しい学術体系の提案」を直接の目的とした。 |
現代の分野別学術は、人類と人類、人類と社会、人類と自然の対応のなかでの領域分け的観察で得られる知識を応用することにより構築され、発展してきた。そして、20世紀に入って学術は専門化の一途をたどり、専門手法の固定とともに対象の矮小化さえきたす情況を導いた。さらに、このような科学技術の一面的な発展は、資源の枯渇、エネルギー問題、環境問題、倫理問題などの負の遺産をもたらし、現在の社会は人類的課題としてこの負の遺産の解決を迫られている。しかし、これらの問題の解決には個別学術の多領域が相互に錯綜して関連するので、現在の学術はこれらに対する統合的な解決を依然として見出せない状況にある。 |
現代社会は価値観の変換とともに、上記の意味で学術にパラダイムの転換を要請している。すなわち、求められる学術の新しい視点とは、有限の資源のもとで"Quality of Life"を保ちながら人類が持続的に存続できる社会の構築に向けて、人類と人類、人類と社会、人類と自然の関係を統合的に評価・機能するシステムを提供することになる。現実に生起する事象自体は人文的、社会的、自然科学的に孤立して存在するものではない。したがって、このような課題を達成するために、本報告書では「統合システムにおける認識科学と統合システム設計の技術と科学」(以下「統合システムの科学」と呼ぶ)の立場と可能性について論じて、「人間と社会のための新しい学術体系」を提案する。 |
1.教育におけるパラダイム転換−学びとは,
2.法学におけるパラダイム転換,
3.経済学のパラダイムの転換, 4.地質学のパラダイム転換, 5.MALSシステム, 6.近代科学技術史上の第三のパラダイム 関連学協会 全学会、全大学 |
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