医学部学生の腫瘍学教育の充実と改革の必要性 | |||||||||
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今後の日本の大学医学部学生の腫瘍学教育の現状を検討した。 |
腫瘍学は,近年目覚しい発展を遂げ,膨大な知識が蓄積されいる一方で,学問としての体系が正確かつバランスよく教育の現場において講義されているのか,また,この多岐に広がりのある腫瘍学という学問は,医学・医療の総合性と社会性および倫理性を教育する格好の場として,十分にその機会が生かされているか,という観点から見て,かなり問題があることがわかり,充実と改革を必要とするという結論に至った。 |
当委員会としては,その充実と改革に資するため,腫瘍学教育担当者のレベルで解決を図るべきこととして9項目,学部レベルあるいは文部省レベルで解決を図るべきこととして6項目の具体的提案を行った。 また,本委員会は,改革を推し進めるモメントを作り出すために,日本病理学会と共催して,この問題に関する特別シンポジウムを開催している。 |
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1.腫瘍学教育の問題点,
2.腫瘍学教育についてのアンケート結果,
3.米国における医学教育,
4.腫瘍学教育の充実と改革のための具体的提言(1),
5.腫瘍学教育の充実と改革のための具体的提言(2) 関連研究機関・学協会 日本病理学会,(財)癌研究会癌研究所,国立がんセンター |
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