エネルギー研究開発総合戦略の確立について | |||||||||
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21世紀のエネルギーの消費動向は、世界の人口推移、特にアジア諸国をはじめ、発展途上国の急速な人口増加や、生活水準の向上、経済成長などに強く影響される。 |
化石燃料、ウランなどエネルギー資源の確保は困難さを加え、国際的なエネルギー情勢は、エネルギー消費に伴う地球環境問題とともに100年を超える超長期にわたる総合的な究明をしていく必要性がある。 |
1. | 「エネルギー研究開発総合戦略」は我が国の将来のエネルギー安全保障のため是非とも確立しなければならない。 |
2. | 「総合戦略」は柔らかいいくつかの選択肢を持ち、社会に受け入れられる「エネルギー技術」の研究開発を目指すものである。 |
3. | 多種多様な「エネルギー技術」を総合して戦略を策定するためには、全般に通じる「評価基準」を作成する必要がある。 |
4. | 国の「総合戦略」を策定する機能を明確化し、併せて、常時データを収集解析し、情報提供を行いうる調査研究機関を確立する必要がある。 |
5. | 調査研究機関を中心とし、内外の研究機関とのネットワークを通じエネルギー研究開発の人材を育成することが重要である。 |
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発展途上国, 人口増加, 生活水準向上, 経済成長,地球環境問題, 化石燃料, |
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