情報資源・マルチメディア社会の将来に向けて | |||||||||
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1. | 情報資源・マルチメディア技術は急激な進展を遂げ、種々のネット産業を創出した。 |
2. | 特許や著作物などは、産業創出に重要な役割を担っている情報資源である。しかし、情報資源の性質は、資源化の方法、所有件の扱いなど旧来型資源と異なる。この認識の元、旧来型資源の乏しい日本で、「情報資源を活かせる21世紀の社会、産業のあり方」、「その実現に向けてのとり組み方」を検討した。 |
1. | ハードウェア技術は今後も10年で3桁程度の成長 |
2. | 情報資源・マルチメディア技術の性質は、資源化の方法、所有権の扱いなど旧来型資源と異なる。 @個人への過度の情報流入による情報のゴミ化 A情報資源はコピーが容易など、所有権、活用方法が異なる。 |
3. | 資源量を増やすための「創出の仕掛」、「活用の仕掛」が必要 |
4. | 情報資源運用ルールが重要 |
情報資源の創出を促進する個人財化、活用を促進する公共財化に着目。
1. | 情報資源の創出、活用の仕掛の構築
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2. | 産業構造を規定する「競争ルール」の確立
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3. | 社会構造を規定する「情報資源分配ルール」の確立
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情報資源, マルチメディア, ゴミ化 インセンティブ, 日本人の特性, 競争ルール, 情報資源分配ルール, 旧来型資源, 3桁程度の成長, ネット産業, 特許, 著作物, 個人財化, 公共財化, 生産, 生産環境整備, 生産工程支援, 情報の資源化, 情報資源化システム, 流通, 課金システム, 知的生産物, 流通促進システム, 保管, 歴史資源, 資源状態, 競争ルール, 認定ルール, 使用ルール, 対価決定ルール, 変更ルール 関連研究機関・学協会 日本工学アカデミー、国立社会保障・人口問題研究所 |
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