日本学術会議と国際対応 | ![]() |
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日本学術会議としては限定された予算の中で、国際対応の努力を続けているが、国際対応の拡大に到底追いつる状況にない。 しかし、日本の学術的ポテンシャルを十分に反映した学術研究及び体制を国際的に示すことが求められている。それには基本的に日本学術会議が持つ国際対応の情報の発信及び受信基地としての機能を保有することが強く求められている。もちろん、国家機関、民間団体など多数の組織が国際対応に関わっている現在、日本学術会議としての役割を明確にしておく必要もある。いずれにせよ、情報ネットワークの整備が前提となろう。 |
ところで、情報ネットワークの整備状況を見てみると、日本学術会議のホームページを作成し、勧告、要望及び会長談話の内容、シンポジウム、講演会等の日程表等の公開が進められている。 しかし、国際対応の観点から見れば、共同主催国際会議の案内・募集等が記載されてはいるものの英文での公表は一部に限られており、今後は、より一層の強化を図る必要がある。 |
日本学術会議としては、国際対応を推進するに当たって、各国の文化、言語を尊重することは当然である、しかし、一方避けて通れないのは世界共通語が英語であることに起因する日本の不利な点である。そのためには、語学教育の徹底を図り情報発信基地の確立が強く求められる。
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