代表派遣会議出席報告
会議概要
- 名 称
(和文) 国際地質科学連合、理事会および事務局会議
(英文) International Union of Geological Sciences, Executive Committee and Bureau meetings - 会 期
平成 29年 2月 14日~ 18日( 5日間)
- 会議出席者名
北里 洋、大久保 泰邦
- 会議開催地
フランス、パリ市
- 参加状況 (参加国数、参加者数、日本人参加者)
参加国数: 16か国、参加者数:46名
日本人参加者:北里 洋、大久保 泰邦 - 会議内容
国際地質科学連合は、地球と生命の進化と多様性、それから創られる環境、資源、そして自然災害を研究する地質科学分野を振興し、その活動を支える国連型連合体である。年に一回の理事会と連合執行委員会に相当する事務局会議(年に数回開かれる)を開催して運営している。今回の会議は、理事会と事務局会議の同時開催であり、重要な会議であった。パリのユネスコ本部およびフランス地質学会の会議室にて開催した。
会議では、2016年度のIUGS 傘下の各委員会活動を総括し、決算報告を承認するとともに、2017年度の委員会活動案、予算案を組み立てた。また、地質科学を取り巻くさまざまな問題について議論した。たとえば、1) IUGS, IUGG の連携
などである。内部の委員会活動としては,Initiative on Forensic Geology(犯罪地質学), Task Group Isotopes in Geosciences(地球科学における同位体)が高い評価を受けた。また、今年度から本格的に活動するTask Group of Geohazard (TGG)に期待が寄せられた。本タスクグループは、日本から提案したもので、大久保泰邦氏がチェアーを務める。
2) ICSU-ISSU 合併のメリットとデメリット、そしてIUGSの対応
3) UNESCOとの共同プロジェクトの推進
4) その他、IUGS の委員会活動について
次回開催予定 2018年1月にドイツ、ポツダムにおいて開催する。