代表派遣会議出席報告

会議概要

  1. 名 称  

    (和文)   海洋研究科学委員会 総会
    (英文)   SCOR(Scientific Committee on Oceanic Research) General Meeting

  2. 会 期
      平成28 年9月4 日~9 日( 6日間)
  3. 会議出席者名
      山形俊男
  4. 会議開催地  ポーランド科学アカデミー 海洋研究所 (ポーランド ソポト)
  5. 参加状況  (参加国数、参加者数、日本人参加者)

    参加国数:21か国、参加者数:約50名
    日本人参加者:山形俊男 Jing Zhang(張 勁)

  6. 会議内容  

    今回の定例会合はポーランド科学アカデミー海洋研究所で開催された。Peter Burkill議長の司会によりSCORが深く関与しているSOLAS、 IMBER、 GEOTRACE、IQOE、IIOE-2などについての進展状況報告、Future Earth関係情報紹介、ICSUによるSCORレビューの紹介後、SCORに永年にわたって貢献した物故者John Knauss、 Harry Elderfield、 Roland Schlich、 Czestaw Druet各氏の追悼が行われた。初日の午後は進行中の作業委員会(WG)の報告に続いて、ポーランド海洋科学の研究紹介がシンポジウムの形で行われた。2日目の主要議題は新しい作業委員会の選定であった。11件の申請課題の中から我が国も優先順位1位とした海洋の鉄循環に関するFeMIPが問題なく選ばれた。もう一件は我が国の野村大樹氏が共同議長である北極の海氷気候研究に関するECViceが選ばれた。最終日はSCORが連携、関与している多くの研究プログラムの詳細な報告に続いてPOGO、IABO、IAPSO、IAMAS、IOC、 PICES、 ICES等の国際組織の活動報告、財務報告が行われた。次回はIAPSO-IAMAS-IAGA総会に合わせて、2017年9月4-6日にケープタウンで開催される。


次回開催予定 2017年

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