日本学術会議は、わが国の人文・社会科学、自然科学全分野の科学者の意見をまとめ、国内外に対して発信する日本の代表機関です。

代表派遣会議出席報告

会議概要

  1. 名 称  

    (和文)   世界工学団体連盟(WFEO)執行委員会:2016春季拡大執行委員会会合、常設技術委員会委員長会合、国連連携委員会Face-to-Face会合(WURC)、WFEOマネージメントタスクフォース会合など
    (英文)   World Federation of Engineering Organizations (WFEO) : Extended Executive Board Meeting, All STC Chairs Meeting, WURC Face-to-Face Meeting, Specific Task Force Group Meetings etc.

  2. 会 期  2016年 3月21日~25日(5日間)
  3. 会議出席者名  小松 利光(WFEO分科会委員長)
  4. 会議開催地  パリ(フランス)
      注)春季拡大執行委員会会合が開催された。
  5. 参加状況  (参加国数、参加者数、日本人参加者)
      参加国数 約20か国(加盟国約90か国中)   参加者数 約50名(うち日本6名)
  6. 会議内容  
    • 日程及び会議の主な議題

      3月21日:Africa Catalyst Initiative会合に参加、Strategic Planning Task Group会合に参加
      3月22日:All STC Chairs 会合に参加、WURC Face-to-Face会合に参加
      3月25日:WECC2015報告会に参加
      3月25日:WFEO拡大執行委員会会合に参加

      注)3月23日は、執行委員会(会長を含む役員会)会合のみであったために、執筆者は参加せずに、その日は翌日以降の会合資料の作成準備に充てた。3月24日の複数のタスクフォースグループ会合には聴講者として参加した(これらの会合は、執筆者にとってマイナーな会議なので、以下の審議内容などには記述されない)。

    • 会議における審議内容・成果

      -All STC Chairs 会合:10個の常設技術委員会(STCs)の委員長(委員長代理含む)が一同に会して、STCの現状における課題の共有化と今後の活動における支援体制の強化を話し合った。特に、2015年に制定された国連-持続可能な開発目標(SDGs)への貢献のために、STCsが何らかの行動計画を策定することが求められた。
      -WURC Face-to-Face会合:WFEOと国連機関や国際機関との連携を強化するための委員会であるWURCのメンバー会合では、国連SDGsを通した貢献策を検討した。
      -WFEO拡大執行委員会会合:執行委員・理事会会員・インターナショナル/ナショナル会員・聴講者など約50名の参加者を得て拡大執行委員会会合が開催され、会長自身のトップセールスによる活動計画、本部事務局からの運営状況の報告(新事務局長の選任、事務所やスタッフの状況など)、会計報告、事業戦略タスクフォースグループ・常設技術委員会・地域会員・世界工学会議組織委員会などから、2015年の活動状況と今後のプランに関する報告があった.

    • 会議において日本が果たした役割

      日本が事務局を担っているWFEO-CDRMの活動報告では、直近1年間の主要活動(例:WECC2015への貢献,災害に関する他国際機関との連携状況)を報告し、今後の方針として委員会メンバーを含めた参加者間の意見交換を活発にし,今後の国際連携の推進・2016年の国際シンポジウムの計画・災害リスク管理のガイドラインの作成などを積極に行うことを宣言した。

    • その他特筆すべき事項(共同声明や新聞等で報道されたもの等)

      特になし。



会議の模様

WFEOの今後の発展について、定例会である拡大執行委員会会合で報告された内容では、現在、複数の常設技術委員会の新委員長による始動やWFEOのStrategic Planの更新に基づき、各常設委員会の2016~2019年の4年間(一部委員会,短期間)におけるStrategic Plan を策定中である。また、2015年に決定された国連の持続可能な社会の実現を目標(貧困の撲滅,先進国-途上国の格差の解消,紛争の平和的解決など)にした「Sustainable development Goals(SDGs)」に基づき、WFEOとして技術・工学的視点から組織的にSDGsへ貢献すること、加えて各常設技術委員会のファイナンシャル問題を解消するためにも、SDGsの貢献にコミットし,国産関連のファンドを得ることが重要であることを確認した。従来から引き続き問題提起されてきた若手技術者、女性技術者等の活躍の場を広げるために、常設技術委員会の内、専門技術委員会で受け入れて実際に活動しているなどの事例報告があった。常設技術委員会の活動評価委員会による、現行10の委員会について、活動状況の調査・評価の簡易的な方法の開発についても議論された。

次回以降開催予定
  2016年12月上旬 リマ(ペルー)2016 WFEO Executive Council
  2017年11月下旬 ローマ(イタリア)WEF2017
  2019年11月中旬 メルボルン(オーストラリア)WEC2019


略語:
CDRM= WFEO-Committee on Disaster Risk Management(WFEO 災害リスク管理委員会)
STCs = Standing Technical Committees(常設技術委員会)
WECC2015 = World Engineering Conference and Convention in 2015, held at Kyoto, Japan(世界工学会議@京都)
WURC = WFEO-UN Relation Committee(WFEOと国連機関との連携委員会)

WFEO拡大執行委員会会合,
会場の風景1
WFEO拡大執行委員会会合,
会場の風景2(壇上の役員)
All STC Chairs会合,
会場の風景
Marketing Task Force Group会合,
会場の風景
WFEO本部主催パーティー会場の様子


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