日本学術会議は、わが国の人文・社会科学、自然科学全分野の科学者の意見をまとめ、国内外に対して発信する日本の代表機関です。

代表派遣会議出席報告

会議概要

  1. 名 称  

    (和文)   第二回国際層序学会議
    (英文)   2nd International Congress on Stratigraphy

  2. 会 期  平成27年7月19日~23日(5日間)
  3. 会議出席者名
      北里 洋、岡田 誠、風岡 修、泉 賢太郎、鈴木 寿志、Kido Erika
  4. 会議開催地  オーストリア、グラーツ市
  5. 参加状況  (参加国数、参加者数、日本人参加者)
      43カ国、352名、日本人参加者は6名
  6. 会議内容  
    • 日程及び会議の主な議題

      7月19日~23日 地球および惑星における地質層序の研究成果を検討し、地質編年を行う。

    • 会議における審議内容・成果

      先カンブリア紀から第四紀にいたる、各地質時代およびその中のステージについて、世界各地に分布する地層について環境、地磁気逆転記録、古生物情報等に基づいてデータを持ち寄り、特に基底と上限に関する定義を議論するとともに、模式層序、境界模式地などについて提案する。会期中あるいは別の機会に開催される各時代別小委員会あるいはトピックに関するワーキンググループ会合を通じて提案がしぼられ、IUGS理事会に提出される。

    • 会議において日本が果たした役割

      更新世中期の基底に関する模式地候補として、千葉県養老川セクション(通称,千葉セクション)を提案し、世界各国から注目された。

    • その他特筆すべき事項(共同声明や新聞等で報道されたもの等)

      惑星探査結果に基づく火星表層層序についての具体的なデータの発出。Anthropocene に関する議論。地質時代区分の手法に関する議論。



会議の模様

国際層序学委員会傘下の15の小委員会が主導する、時代ごとあるいは話題ごとの27セッションにおいて、地質時代、その中のステージ区分の根拠となる環境変動、生物記録などのデータを吟味し、とくにステージの基底に関して提案された模式地の妥当性を科学的な観点から検討した。とくに、人間活動によって改変されているごく最近の時期を新しい時代(Anthropocene)として区分するかどうかを議論した。3年後を目処に、ワーキンググループで科学的証拠をまとめ、小委員会に提案する。それを受けて、国際層序学委員会で議論した後、提案が科学的に見て妥当であれば、IUGS理事会での投票を経て承認されることになる。

次回開催予定
2017年7月末(3件ある提案を委員会で議論し、年内には確定し、周知される)




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