代表派遣会議出席報告
会議概要
- 名 称 (和文) 国際北極科学委員会(IASC)理事会、北極科学サミットウィーク
(英文) International Arctic Science Committee Council Meeting、Arctic Science Summit Week 2013 - 会 期 2013年4月13日~19日(7日間)
- 会議出席者名 大畑哲夫(特任連携会員)
- 会議開催地 ポーランド・クラクフ市
- 参加状況 (参加国数、参加者数、日本人参加者)
(21ヶ国以上、400名以上参加、うち日本人約15名) - 会議内容
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日程及び会議の主な議題
会議期間全体は、4月13日から19日の7日間である。前半の4日間にIASC理事会等、10程度の北極研究関連のビジネス会合が行われ、後半の3日間が今年は、科学シンポジウムであった。
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会議における審議内容・成果
大畑が委員であるIASC理事会について記す。各WGの進捗状況、IASCネットワークおよびアクショングループの進捗状況、および他組織との連携の報告があり、議論が交わされた。主要な成果としては、データポリシーが認められたこと、固体地球科学の在り方が初めて検討されたこと、WG間の横断的議論のためのワークショップが進められ今後も強めることが確認されたこと、ICARPⅢに関する作業を開始すること、連携先が増えたことなどである。なお、2015年のASSWは日本で開催されることが決まっており(2012年理事会決定)、その説明をしたところ、多くの期待が寄せられた。 -
会議において日本が果たした役割
全ての議論に参加し、日本の立場からコメントした。ASSW2015年について発表を行った。 -
その他特筆すべき事項(共同声明や新聞等で報道されたもの等)
特になし。
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日程及び会議の主な議題
会議の模様
・今後、分野横断的な議論を積極的に進め、またロシア関係の委員会の活動を強化すること、2015年に予定しているICARPⅢに関して活動を開始することが重要的に推進する事項としてある。次回2014年の会合はヘルシンキ市で開催されるが、それはAOS(Arctic Observing Summit)を含むことになる。
次回開催予定 2014年4月7-12日(理事会はそのうちの1日間)