代表派遣会議出席報告

会議概要

  1. 名 称  (和文)   第一回国際感染症及びナノメディシンコンファレンス及びIUMS臨時理事会
               (英文)   First International Conference on Infectious Diseases and Nanomedicine-2012 and IUMS extraordinary board meeting
  2. 会 期  2012年12月15日~18日(4日間)
  3. 会議出席者名  冨田房男 (IUMS分科会委員,IUMSアジア大使)
  4. 会議開催地  カトマンズ、ネパール共和国
  5. 参加状況(参加国数、参加者数、日本人参加者)  参加国と地域数:21  参加者数:200  日本人参加者:1名

会議内容

日程及び会議の主な議題

12月15日から18日:国際感染症及びナノメディシンコンファレンスを主体に行った。これはIUMSのアウトリーチ及び途上国微生物学発展支援の一環である。この際に、ネパールの微生物学者とIUMS理事会メンバーと今後の支援のあり方について議論した。また、2014年のIUMSの大会に向けての参加促進方策についても理事会としての対応策を話し合った。

 

コンファレンス及び臨時理事会における審議内容・成果

本コンファレンスは、ネパール医微生物学会(Nepalese Association of Medical Microbiology ネパールポリマー研究機構(Nepal Polymer Institute)の共催で行われ、これをIUMSが支援する方式で行われた。記念式典にはラムバラン・ヤーダブ大統領も出席され盛大なものであった。大統領が医学者(医師)これからこの分野に力を入れる意気込みが見られた。

ネパールの微生物科学に関することがよくわかった。かなり程度は低い。しかし一方発展途上国の状況がよくわかったので今後の支援の仕方もある程度分かった。海外からの放送は程度の高いものであった。特にターゲット思考医学の一つであるナノメディシンについては、最近の進歩までよくわかった。今後のネパールの微生物学及び関連学界の発展には、相当の期間がかかりそうではあるが、希望が持てる。

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