１　名 称　 　ALLEA（欧州科学人文学術会議連合）との意見交換

２　会　期　2012年2月23日(木)～24日（金）

３　会議出席者名　 羽場久美子（国際委員会委員）

４　会議開催地　 オランダ（アムステルダム）、ALLEA本部

５　参加状況（打合せの相手方名、人数等）
　　　　　　　　出席者:　Professor Dr Ruediger Klein, Executive Director　１名
　　　　　　　　　　 　　　European Federation of National Academies of Sciences and Humanities　(ALLEA)

６　会議内容
  ・打合せ、意見交換の内容
   ALLEA(全欧州アカデミー)についての調査
   日本学術会議についてのご紹介

  ・その他特筆すべき事項
   今後の協力関係について、次ページに記したようなご提案があった。

７　会議の模様
  １）会議では、まず日本学術会議の状況を説明するため、添付戴いていた日本学術会議の目的、活動内容、組織について、ご説明した。
  ２）ALLEA(全欧州アカデミー。正式名The European Federation of National Academies of Sciences and Humanities:欧州科学アカデミー連合)の執行委員長 Rudiger Klein教授 からは、ALLEAの組織・活動についてご報告いただいた。ALLEAは、40か国、53の欧州各国アカデミーが参加する全ヨーロッパのアカデミー連合であること、現在27か国が参加する欧州連合（EU）とも直接連携しながらヨーロッパのアカデミーを代表する組織であること、さらにALLEAの理念、活動、参加国､諸政策課題について大部の資料をいただいた。資料は、ALLEAの概要を示す資料・パンフレットのほか、ALLEAの報告書、以下３冊をいただいた。
   （１）National Strategies of Research in Smaller European Countries(ヨーロッパの小国における学術研究の国家戦略)
   （２）The Sum of the Parts:ALLEA and Academies（ALLEAと各国アカデミーの概要）
   （３）Biennial Yearbook(ALLEA隔年年報), 2008.
  ３）その後、ALLEAの方から次のようなご提案があった。
   （１）今後のALLEAの大会・会合などへの参加　(暫定)
   （２）７月のアジア学術会議のボゴール国際会議への参加　(暫定)
   （３）ALLEA, SCA, SCJとの連携構築
   （４）欧州とアジア、日本との若手アカデミーの相互交流を促進