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代表派遣会議出席報告
1 会議概要
1)名 称 (和文) 哲学諸学会国際連合運営委員会と第22回世界哲学会議
      (英文) The Steering Committee of the International Federation of Philosophical Societies and the 22nd World Congress of Philosophy
2)会 期 平成20年7月29日?8月5日(8日間)
3)会議出席者名 ①運営委員会:前田專學
            ②世界哲学会議:今道友信、野家啓一、丸井浩、門脇俊介、佐々木健一、前田專學など(敬称略)
4)会議開催地 韓国、ソウル
5)参加状況(参加国数、参加者数、日本人参加者) ①運営委員会:26カ国、30人、日本人1名
                                 ②世界哲学会議:88カ国、2093人、日本人134人  
6)会議内容
・日程及び会議の主な議題

 日程:運営委員会 2008年7月29日14:30?18:00
 議題: ① 総会に向けての2003-2008間のFISPプレジデントの報告の承認
     ② 総会に向けての2003-2008間のFISP事務総長の報告の承認
     ③ 過去5年間の会計報告の承認
     ④ 諸規則の改正と承認
     ⑤ その他
・会議における審議内容・成果
 8月3日午前9:00?13:00に開催されるFISP総会に向けての準備で、過去5年間の総括。特筆すべきことはない。
・会議において日本が果たした役割
 世界哲学会議においては、アメリカについで、日本からの参加者が多く、隣国の会議をある程度盛り上げる役割を果たしたように思われる。
 今回初めて仏教がこのFISP世界哲学会議で、「宗教」として除外されるのではなく、「哲学」として採用され、それに日本から丸井浩、斎藤明、 末木文美士の各東大教授が発表しただけではなく、院生にも発表させたが、予想以上に多くの主席者があり、今後のFISPの在り方にとって有益であったと思われる。
・その他特筆すべき事項
 東アジアで初めての世界哲学会議と言うこともあり、TVでは大きく報道されたようである。小生は、個人的に、会期中に、韓国で有力な『仏教新聞』の記者Jung-Chul Heo氏のインタービューを受け、帰国後、 その記事が出たとの報告を受けた。いずれその新聞は入手出来ることになっている。
2.会議の模様
 運営委員会は、イスタンブールでの世界哲学会議以後、運営委員が、一丸となって、5年間で準備を整え、積み上げてきた今年の世界哲学会議を迎え、終始和気藹々のうちに終わた。8月3日に行われたFISP総会において、次期のFISPのプレジデントとしてアメリカのW. McBride教授、 新CDメンバー(運営委員)38名の選出が行われた。日本からは、佐々木健一日大教授が選ばれ、小生に代わって次期5年間の運営委員を務められる。 佐々木新運営委員は、8月4日(月)11時から開催された第1回のFISP CD(運営委員)会議に出席された。

次回開催予定 
2013年 月末 ギリシャのアテネ。













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