ガーナ人文科学アカデミー会長の表敬訪問

日時・場所:2013年7月18日(木)14:00-14:30 会長室
概要
 ガーナ人文科学アカデミーのFrancis Allotey会長が来日の機会に大西隆会長及び春日文子副会長を表敬訪問されました。

 本件は、日本とガーナ、ひいてはアフリカにおける科学技術の発展に寄与するような学術交流の可能性についての意見交換を目的とした来訪となりました。

 同国は、かつて野口英世博士が黄熱病を研究した地であったこともあり、1979年にはガーナ大学に野口記念医学研究所が設立されるなど、長きにわたって日本がガーナの医学研究を支援してきた経緯があり、表敬訪問でも話題に上りました。

 大西会長及び春日副会長からは、G8サミットに向けたGサイエンス学術会議共同声明に近年はアフリカの国からも参加の実績があること、本年6月に横浜で開催されたTICAD VにおいてGサイエンス学術会議共同声明の紹介ブースを設けたこと、IAP等国際学術団体の会合で多くのアフリカ諸国のアカデミーの代表者と交流を深めていること等を説明し、両国の科学技術振興に関連し活発な意見交換が行われました。

 また、日本とガーナ両国の科学アカデミーの組織の特色や、各国や地域のアカデミーが果たす役割、それぞれの活動における最近のトピックス、今後の連携協力等について、活発な意見が交わされました。

表敬訪問の写真
写真:前列右から
 日本学術会議 大西 隆 会長
 Prof. Francis Allotey, President, Ghana Academy of Arts and Sciences
後列右から
 日本学術会議事務局 飯島 信也 次長
 日本学術会議 春日 文子 副会長
 日本学術会議事務局 中村 典子参事官補佐(国際業務担当)
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