公開シンポジウム「歴史教育シンポジウム「歴史総合」をめぐって(5)‐「歴史総合」の教科書をどう作ったか‐」

 日本学術会議史学委員会と日本歴史学協会は2016年以来、「歴史総合」に関してシンポジウムを開催してきた。2016年12月の中教審答申で「歴史総合」の設置が答申され、2018 年 3 月に必修科目「歴史総合」と選択科目「日本史探究」・「世界史探究」の学習指導要領が告示された。「歴史総合」は、2020年度に教科書検定が行われ、2021年度に教科書採択も実施された。そして、「歴史総合」の授業が2022年4月から始まる。このような状況を受けて、2021年の歴史教育シンポジウムでは、研究分野が日本史の方、外国史の方、高等学校で世界史の授業を担当されている方に報告を依頼した。「歴史総合」の教科書も完成したことを受けて、「歴史総合」をどう構想したかを再検討してみたい。

イベント概要

日時 2021/10/30(土)13:30~17:30
開催地 オンライン開催
定員 先着300人
対象 どなたでも参加いただけます
参加費 無料
プログラム
総合司会
中野 聡(一橋大学学長、日本学術会議連携会員)
君島 和彦(東京学芸大学名誉教授、日本学術会議連携会員)
開会挨拶
若尾政希(一橋大学教授、日本学術会議第一部会員、日本歴史学協会委員長)
趣旨説明
君島 和彦(前掲)
報告 歴史的実践としての「歴史総合」のために(仮題)
成田 龍一(日本女子大学名誉教授)
報告 「歴史総合」の構想と教育現場をつなぐもの(仮題)
川手 圭一(東京学芸大学副学長)
報告 「歴史総合」でできること、為すべきこと-高校現場で考える-
廣川 みどり(千葉県立袖ケ浦高等学校教諭)
コメント
長 志珠絵(神戸大学教授、日本学術会議連携会員)
閉会挨拶
栗田 禎子(千葉大学教授、日本学術会議第一部会員、日本歴史学協会常任委員)
 申込み 参加費無料・要事前申込
以下のリンク先の申込フォームよりお申込みください(〆切り:10月28日(木))
申込フォームへのリンク
 問い合わせ メールアドレス: wakao.masaki(a)r.hit-u.ac.jp ※(a)を@にしてお送りください。
備考 主催:日本学術会議史学委員会・同中高大歴史教育に関する分科会、日本歴史学協会
後援:高大連携歴史教育研究会